この衛星画像を見たことありますか?北半球に九つの熱帯低気圧が一直線に繋がる衛星画像
皆様、こんにちは。いつも元気にしているけんちゃんです。
本日は先週末にあった台風22号について、語りたいと思います。
先週末に台風22号だけではなく、世界中のあっちこっちに台風、ハリケーン、熱帯低気圧が発生していました。
本題に入れる前に、被災地の皆様に一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
皆様は台風、ハリケーン、熱帯低気圧、サイクロンの違いがご存知でしょうか?
国際分類と日本の分類が少し違いますので、豆知識として教えますねー
日本の分類は主に二つに分けて判断基準を決められている。
①熱帯低気圧(最大風速:17m/s未満)
熱帯から亜熱帯地域の海洋で発生する熱帯低気圧のことである。
②台風(最大風速:17m/s以上)
北西太平洋および南シナ海で風速が17m/s以上に発達している熱帯低気圧のことである。
気象庁は台風に関する強さは4段階に定められている。
台風(最大風速:17m/s以上)
強い台風(最大風速:33m/s~43m/s)
非常に強い台風(最大風速:44m/s~53m/s)
猛烈な台風(最大風速:54m/s以上)
海外(国際分類)は主に六つに分けて判断基準を決められている。
①Tropical Depression(最大風速:17m/s未満)
②Tropical Storm(最大風速:18~24m/s)
気象庁の台風の基準に相当する。
③Severe Tropical Storm(最大風速:25~32m/s)
気象庁の台風の基準に相当する。
④Typhoon(タイフーン)(最大風速:33m/s以上)
北太平洋西部で風速が33m/s以上に発達している熱帯低気圧のことである。
気象庁の台風の基準に相当する。
⑤Hurricane(ハリケーン)(最大風速:33m/s以上)
太平洋北東部、太平洋北中部、北大西洋、メキシコ湾、カリブ海で風速が33m/s以上に発達している熱帯低気圧のことである。
気象庁の台風の基準に相当する。
⑥Cyclone(サイクロン)(最大風速:33m/s以上)
インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部で風速が33m/s以上に発達している熱帯低気圧のことである。
気象庁の台風の基準に相当する。
以上は日本の分類と国際の分類の違いです。
ここで、一つ注意すべきなのは英語のTyphoonは日本語で翻訳すると台風になりますが、気象庁(台風)と海外(タイフーン)の定義が異なります。
それでは、先週末にあっちこっちに被害を受けた台風22号がフィリピンに上陸前の衛星画像です。この衛星画像は9月11日にJamaica Weatherがツイッターで発表されたものです。
(Jamaica Weatherにより)
This is going to be a crazy end to the week! Take a look across the tropics.
— Jamaica Weather (@jamaicaweather) 2018年9月11日
Atlantic: #Florence #Helene #Isaac #95L
Eastern Pacific: #Paul #Olivia
Western pacific: Typhoon #Mangkhut, Tropical Storm #27W, Invest 91Whttps://t.co/WkINnigxiT pic.twitter.com/tHGEqvYYfp
Jamaica Weather の衛星画像から見ると、台風22号(Typhoon Mangkhut)がフィリピンに上陸する前に世界中(太平洋と大西洋)にいくつかのハリケーンや熱帯低気圧や台風が発生しており、それぞれの熱帯低気圧が偶々一直線になっていたという奇妙な天候を観察されました。
最近の天気は本当に異常ですねー
地球が怒っているのかなぁ??
地球温暖化を防止するために、何らかの対策が必要がありますね。
最近では、2015年に気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定(通称”パリ協定”)が生まれましたので、機能していることを心からお祈りいたします。
最後にもう一度、被災地の皆様に一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
*けんちゃん*